メールマガジンの登録はこちらから

お客さまが快適かつ楽しく滞在できるよう精一杯お手伝いし
高山での旅行を満喫していただけたら嬉しく思う

株式会社本陣平野屋

  • 高山市本町1-34
  • サービス(ホテル・旅館・旅行関連)

INTERVIEW

旅行好きな田川さんは、地元の滋賀県ではなく、観光地で働くことを優先し、大学時代のインターンで好きになった飛騨高山でのIターン就職を希望しました。本陣平野屋の面接は、他社とは違い、和やかな雰囲気で話ができたことが印象的だった。研修後、「基本研修修了試験」を見事に突破して、お客様係として活き活き働く田川さん。休日は接客に役立てるため、町並み歩きをして情報を収集するなど、仕事熱心です。

  • お客様係田川知佳

    就職活動では観光地のホテルや旅館を主に会社探し。インターンで訪れた飛騨高山に惚れ込み、この町で働くことを決意。現在、入社1年目。ようやく仕事に慣れてきたが、同時に課題も見つかったので、それをクリアにし、いっそうおもてなしの技術に磨きをかけたいと日々奮闘している

旅行好きの私。将来は観光地で働きたいと思っていた
インターンで飛騨高山を訪れたことをきっかけに、その魅力に惚れ込み、
地元ではなく、飛騨高山にIターン就職することを決意。

 両親の影響から幼い頃より旅行が好きになり、観光について学べる大学に進学しました。また、大学時代のインターンでは飛騨高山の民宿で接客を経験しました。ずっと「将来は地元ではなく観光地で働きたい」と思っていたため、就職活動では、勤務地にこだわらず、観光地での就職を検討していました。
 私はインターンで充実した日々を過ごしたので、次第に飛騨高山で働くことを強く意識。岐阜県の企業が集まる合同説明会で本陣平野屋を見つけ、開場後一番乗りでブースに駆け込みました。
 就職活動の初期段階では、ホテルか旅館で迷っていたのですが、本陣平野屋と出会った時は気持ちが旅館に傾いており、話を聞くと旅館で働く意思が固まりました。面接は質疑応答というよりは女将さんと和やかな雰囲気の中、会話しながらの面接でした。他社の面接とは違って心に響くものがあり、楽しく終えられたので自分としても手応えを感じました。

最初は“シスター”と呼ばれる指導役の先輩につき、仕事ぶりを見学。
シスターの基で、本陣平野屋の社員としての在り方や仕事の仕方を学びます。

 私の仕事は、いわゆる仲居さん(私どもではお客様係と呼んでいます)です。お客さまをお出迎えし、お荷物をお持ちしたり、お部屋までご案内したり、お料理やお風呂のご説明をします。お客様から周辺の観光地やお勧めのお店の質問があればお答えしますし、雑談をすることもあります。お客さまが快適で楽しく滞在できるようお手伝いすることが使命です。
 ひとりで仕事ができるようになるまでは、“シスター”と呼ばれる指導役の先輩の基で、仕事を見学しながら本陣平野屋の社員としての在り方や所作、言葉遣い、仕事の流れを学びます。気をつけるべきポイントなどの知識やコツは教えて頂けるので、時間を見つけてはよく質問していました。
 約3カ月の研修期間を終えたら、「基本研修修了試験」。先輩方がお客さま役となり、私がお部屋へご案内し、その対応を女将さんはじめ、皆さんに評価していただくのです。その試験の合格を経て初めてお客様の前に出て接客が出来るのです。

担当のお客様が事前に決まっている。
自分が担当するお客さまの到着時間や夕食内容などの情報をしっかり把握・確認します。

 1日の流れとしては、14時に出勤します。出社したらまず担当するお客様の情報を確認。朝礼後は、お客様のお泊りになるお部屋の最終点検を行います。
15時のチェックイン時刻になると、お客さまがお越しになります。チェックインはフロントが担当し、その後のご案内を私たちお客様係が引き継ぎます。事前にどのお客さまのご案内をどのお客様係が担当するのか決まっているので、自分が担当するお客さまの動向は把握し、誠意を込めて対応しなければなりません。
 夕食は早いお客様で18時から。その時間までに、お膳やお箸、ご希望の飲み物の準備をいたします。夕食は、会席料理ですので、一品一品ご提供いたします。お客様の食事スピードに合わせて、次の料理をお出しするように心がけます。夕食の片付けが終わったら、翌日の朝食の準備を始め、22時にその日の業務が終わります。退勤して徒歩5分の寮に帰宅します。

積極的に町に繰り出して、高山の見どころをリサーチ
収集した情報は、接客時にフル活用
今は自信を持っておすすめスポットをご紹介できる

 初めて接客させていただいたお客さまは、40代のご夫婦。お部屋にご案内した後に、自分なりにコミュニケーションを取ってみました。おすすめのお土産店や散策スポットなど要点を抑えてご説明したかったのですが、初の担当という緊張感と高山についての知識が不足していることから、うまく話せた実感はありませんでした。
 先輩方を見ていると、お客様が求める情報を的確にお話しされています。もちろんコツを伺ったりもしましたが、実際に町歩きをして、おすすめしたいと思えるスポットの情報を集めることが大切だと思い、努力しました。インターンを経験した時から高山が好きになので、町歩きは楽しいです。自分の目で見てみると、意外な魅力に気づき、今は自信を持っておすすめスポットをご紹介できるようになり、さらに高山が大好きになりました。

お客様からのお褒めのアンケートをいただき、とても感激したことを覚えています

 お客様係の仕事に徐々に慣れてきた頃、約10年ぶりに高山を訪れたご夫婦を担当しました。ご夫婦は普段からお忙しく、久しぶりのご旅行とあって、私は「ぜひ羽を伸ばしてもらいたい」と思い、できる限りのおもてなしをしました。翌日出勤すると、私の接客についてお褒めの言葉を書いてくださったアンケートがあったのです。私のおもてなしに感動していただけたことはとても嬉しく思いましたが、何より久しぶりの高山での旅行を満喫していただけたご様子だったことが、いっそう嬉しく感じました。
 今は仕事に慣れを感じてきたとはいえ、先輩方に比べると効率的に動けていないと思います。ひとつの仕事にかける時間を減らすことができれば、お客さまの対応に時間を割くことができるので、効率性を考えた行動を心がけたいです。