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育休中に施設に顔を出したら、入所者さまが私のことを覚えてくれていた
復職に迷っていたけれど、その笑顔に背中を押されて現場に戻ろうと決意

社会福祉法人桜友会

  • 関市稲口845
  • <医療福祉>福祉・介護サービス

INTERVIEW

介護職員が元気に働く姿を幼児期に見た渡邉さんは、将来なりたい職業に介護職員を掲げ、短大で専門的な勉強にも取り組みました。桜友会との出会いは短大2年生の時。実習先として訪れたのが桜友会でした。実習では入所者と多くコミュニケーションさせてもらえたことが印象に残り、気づけば希望の就職先に。入職後は妊娠・出産も経験され、現在はママさん職員として時短勤務を利用しながらがんばっています。

  • ほほえみ福寿の家渡邉さん

    短大2年生の時に訪れた桜友会での実習の思い出が忘れられず、就職先として希望。2010年に入社する。約3年前の第一子の妊娠をきっかけに、産休と育休を申請。休暇中は復職を迷ったが、入所者の笑顔を見たことで仕事への熱意が湧き上がり、現場に戻ることを決意。現在時短制度を利用して勤務中。

短大2年生の時に桜友会での実習を経験
技術的な指導が目立ったほかの実習先に比べて
桜友会は入所者さまとのコミュニケーションの時間を多く持たせてくれた

 5歳の時、通っていた保育園の隣にある老人ホームで働く職員さんが輝いて見えました。以来将来は介護の仕事がしたいと思うようになったのです。そんな原体験があったので、福祉を専門的に学べる短大に進学したのは、ごく自然の流れだったと思います。興味を持っていた分野の勉強は、ためになりました。
 短大は実習が豊富で、2年生の時に桜友会でお世話になりました。実習では正職員と同じように、早番、遅番、夜勤を経験。20日間通わせてもらったのですが、技術的な指導が目立ったほかの実習先に比べて、桜友会は入所者さまとのコミュニケーションの時間を多く持たせてくれました。高齢者の皆さんとの会話はとても楽しく実習生活が心に残り、就職活動をする時には、一番に桜友会のことを思い出して志望させていただきました。

実習生は受け入れ先の方々から緻密なフォローが受けられるが
正職員となると甘えてばかりではいられない
きちんとスイッチを切り替える必要がある

 短大で専門的な勉強と実習を重ねてきましたが、介護の現場に配置された時は、まず先輩職員の後ろにつき、改めて桜友会での介護の仕事を覚えることから始めました。約1カ月のつき添い期間が終わると、先輩職員方と同じように正職員の仕事を実践していきます。実習との時とは違い、最初は緊張しました。実習生は受け入れ先の方々の緻密なフォローが受けられますが、正職員となると甘えてばかりはいられません。スイッチを切り替えなければならないのです。今でこそ入所者の方々とは楽しくコミュニケーションができますが、ひとり立ちしたばかりの頃はどこかぎこちなかったようにも思えます。仕事にしっかり慣れるまでは1年くらいはかかったかもしれません。その間に受けた指摘は忘れず、同じ過ちは繰り返さないように心がけました。

生活のお世話をして「ありがとう」と言っていただけることはうれしい
でも、何気ない会話の中で笑顔を見せていただけたら、もっとうれしくなる
月並みだけど、入所者さまの笑顔こそが仕事の励み

 いつしか一人ひとりの入所者さまと向き合う余裕が出てきました。私が勤めるほほえみ福寿の家は、デイサービスやショートステイも行う特別養護老人ホームです。食事や入浴などは時間が決まっているので、日々タイムテーブルに従って行動しますが、それ以外では時間を見つけて入所者さまとのお話を楽しめます。生活のお世話をして「ありがとう」と言っていただけることもうれしいのですが、何気ない会話の中で笑顔を見せていただけたら、もっとうれしくなります。
 月並みですが、入所者さまの笑顔こそが仕事の励み。私は忙しくても必ず笑顔で話しかけるようにしています。介護サービスを提供する側が難しい顔をしていては、受ける側は気を使うだけ。こんな風に考えられるようになったのは、自分が成長したからではないでしょうか。

産休と育休で約1年間職場を離れた
先輩の女性職員も制度を利用されていた実績があったから
私自身も休みをいただくことに抵抗はなかった

 私は妊娠・出産に伴って、産休と育休を利用させていただきました。先輩の女性職員もすでに制度を利用されていた実績があったので、私自身も休みをいただくことに抵抗はありませんでした。また、当法人は「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」に認定されているので、これから勤め先を探す方は、参考材料のひとつになるかと思います。
 休暇期間中は、正直復職に迷っていました。というのも、子どもと接する時間を長く持ちたかったからです。ある時、子どもを連れて施設に顔を出したら、入所者さまのひとりが私のことを覚えていてくださり、話しかけてくれました。思わず私はうれしくなり、働く意欲が高まって復職の決心を固めました。

当法人が運営するほほえみ保育園が勤務先のすぐ近くにあるので便利
子どもが小学校に入学するまでは
夜勤が免除されるママ想いのシステムもありがたい

 現在は8時半から16時までの時短勤務を活用中。出産前は夜勤もしていましたが、現在は日勤のみ。子どもが小学校に入学するまでは、夜勤が免除されるママ想いのシステムです。また、時短勤務は、3歳になるまで続けようと思っています。
 子どもは当法人が運営するほほえみ保育園が勤務先のすぐ近くにあるので、そこに預けています。ママ職員の多くが利用しています。急に熱を出して病院に行かないといけなくなっても、早く迎えに行けますし、昼休みの時も様子を見に行ったりできるので、安心です。
 復職したばかりの頃は、子どもの夜泣きがひどい時期というのもあって、肉体的につらかったりもしましたが、家族の協力と職場の皆さんの理解やフォローがあったおかげで乗り越えられました。今はすっかり仕事と生活のペースもつかめています。