株式会社サラダコスモ | ジンサポ!ぎふ ジンチャレ! ぎふジョブ

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自然が相手の野菜づくりは、手がかかる。
でも、毎日が変化に富んでいるから楽しい。

株式会社サラダコスモ

  • 中津川市千旦林1-15
  • <食品・医薬品・農水産>食品 農水産

INTERVIEW

無添加・無農薬にこだわった野菜を工場内で育て、全国に出荷しているサラダコスモ。日本初のオーガニックスプラウトの開発をはじめ、生鮮野菜での機能性表示食品の届出が受理されるなど、先進的な取り組みも注目されています。現在、中津川市内のサラダ農園で栽培担当者を務める藤原駿さんも、同社の躍進ぶりに魅了されたひとり。「自然相手の仕事は先が読めない」と苦笑いしますが、難題を楽しみとして捉えられる余裕も出てきました。

  • サラダ農園 栽培担当藤原 駿さん

    農業関係の仕事を地元の長野県伊那市周辺で探していたところ、就活サイトでサラダコスモの採用情報を発見。二次試験の宿泊型インターンシップで現場のリアルを知り、よりよい印象を抱くことができたので入社を決意。現在は主に「スプラウト」の生育やパートスタッフの作業管理を担当。

会社や仕事のよいところばかりではなく、
覚悟を決めなければならないポイントも
包み隠さず話してもらえたことが好印象。

 私は高校から大学までずっと農業分野を学習し続けてきたこともあって、就活でもその分野またはそれに近い分野の会社で働きたいと思い、地元の伊那市周辺の企業をネットで探していたところ、サラダコスモの採用情報がヒット。調べてみると、クリーンな環境を維持しながら、農薬と化学肥料なしで、もやしをはじめ、多彩な発芽野菜を生産していることに驚きました。
 私は二次試験で1泊2日のインターンシップに参加させていただきました。一般的に説明会や選考試験では、会社のよいところばかりがクローズアップされます。しかし、この会社のインターンシップでは、覚悟を決めなけれならないポイントなども包み隠さず話してもらうことができ、それが逆に好印象でした。そしてインターンシップの後、自分がここで働く姿がイメージできたのです。

野菜の栽培作業は標準化するのが難しく、
担当者が経験を通じて
肌感覚で理解しなければならない。

 当社は中津川以外にも、栃木県や兵庫県などに工場を構えています。新人研修では、国内4カ所の工場(現在は5カ所)をすべて回り、実際に軽作業を経験し、サラダコスモとしての野菜づくりの概略をつかませてもらうことができました。
 研修後、私は中津川市内にあるサラダ農園という「スプラウト」をメインに栽培している工場に配置され、栽培担当者としてのキャリアをスタートさせました。栽培担当者は、野菜の生育状況に応じて機械を動かし、野菜に日を当てたり、日陰に移動させたり、散水スピードを調整したりしています。なにぶん自然が相手ですから一連の作業は標準化するのが難しく、担当者が経験を通じて肌感覚で理解しなければなりません。最初は、日を当てるタイミングなどが理解できず、苦労しましたが、今ではいい思い出です。

仕込みを担当する日は6時半に出勤。
朝は早いけれど、何もなければ15時半に退勤。
午後の時間も有効活用できる。

 スタンダードな1日の流れをお伝えします。朝6時半に出勤したら、その日出荷する量をPC上で確認し、現在栽培中の野菜でどれだけ対応できるかを検討。その後、出荷する分に合わせて仕込みの量を考え、7時半の朝礼時に今日すべき仕事の内容をパートさんに伝えて業務が始まります。
 私は午前中の多くを費やして栽培現場で野菜の生育状況を確認。過去の出荷データを参考にしながら、翌日の出荷量を予測し、現状の生育状況で対応できそうになければ、生育を早めるよう野菜を日に当てたり、散水スピードを上げます。つまり、野菜の成長を私たちが促進させるのです。また、午後は新しい栽培方法を自分で試してみたりもしますが、生育状況に注意を払うことも忘れません。何もなければ退社は15時半なので、午後の時間を有効的に使えます。

野菜づくり天候に左右される仕事。
急に出荷現場が慌しくなるけれど、
それを楽しめたら成長した証拠。

 先ほども述べましたが、自然相手の仕事になるので、結果が常に読みづらいです。当社の発芽野菜は大きさが規格で定まっており、そこをめざして成長を促進させますが、日を1時間当てれば必ず1センチ伸びるという保証もありませんので、見極めがとても難しいです。また、グングン育ってしまった時には、逆に成長を抑制しなければなりません。手がかかりますが、変化に富んだ毎日を送ることができるので、そこが楽しさにつながっています。
 「スプラウト」は植物工場で生産し年中安定した価格で供給できるため、葉物野菜が高騰すると、需要が高まる野菜です。例えば、台風の上陸で葉物野菜の収穫に影響が出ると、注文が増加。出荷体制を急ピッチで立て直すことになります。やはりこれも自然相手の仕事ならでは。忙しさを前向きに受け止め、楽しめるようになれたら、成長した証拠です。

自分のやりたいことが発言でき、
それを実行に移せる。
だから、俄然やる気が湧いてくる。

 出荷が増加した時は、私たち社員も現場に入り、きちんと野菜を供給できるよう作業に邁進します。忙しい時こそ、助け合い。協力して無事に出荷を終えた時は、皆で労をねぎらいます。アットホームな職場なので、チームとしてもしっかり機能しており、これは自慢です。また、パートさんが自宅で栽培した野菜を持ってきてくれるなど、やさしい人ばかりで、多方面から支えられている実感もあります。
 自分のやりたいことが発言でき、それを実行に移せる点も気に入っています。野菜の新しい栽培方法の検討は、成果が出れば導入にも至りますから、俄然やる気も湧くんです。また、最近では働き方の見直しを社員主導で行い、忙しい時でも残業なしで退勤できるような仕組みを考えました。思いが叶えられる会社ですから、居心地はとてもいいですよ。