内堀醸造株式会社 | ジンサポ!ぎふ ジンチャレ! ぎふジョブ

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現代的な設備をそろえた食酢メーカー
酒造りからこだわって良質な商品をつくっています

内堀醸造株式会社

  • 加茂郡八百津町伊岐津志437-1
  • 〈製造業〉家庭用・業務用・原材料用食酢

INTERVIEW

明治9年に八百津町で創業し、140年以上にわたって良質な商品を作り続けている老舗食酢メーカー、内堀醸造株式会社。創業から培ってきた製造手法やこだわりを大切にしながらも、さまざまな設備を導入して自動化を推し進めるなど、時代の変化にも柔軟に対応しています。そんな同社の魅力を語ってくれたのは、酢造り課の三島さん。酒造り課と酢造り課の両方を経験した立場から、それぞれの課の仕事内容や同社の福利厚生、働く上でのやりがいなどについて話してくれました。

  • 酢造り課三島さん

    岐阜市出身。岐阜県内にある大学の食品生命科学コースを経て、同大学の大学院に進学。アミノ酸の一つであるシステインなどについて学ぶ。会社説明会で社長の話に感銘を受け、同社に入社。酒造り課で約2年にわたって酒(酢もろみ)の造り方などを学んだ後、昨年の秋から酢造り課に転属され、現在は酢造りの発酵管理などを担当している。

学生時代の学びを生かそうと食品関係を志望
常に成長を続けていこうとしている
内堀醸造の姿勢に大きな魅力を感じました

 私は高校生の頃から生物が好きでしたので、農学部系の大学に進み、食品に特化したさまざまなことを学びました。その後は大学院に進学。将来は、そうやって大学と大学院で学んできたことを生かせるような職業に就きたいと思っていました。
 ですから就職先の条件は、第一に食品関係であること。第二に、地元に近いところで働きたいとも考えていました。それで、たまたま大学の先輩から話を伺う機会があり、自分が就職した内堀醸造がすごくいい会社だと言うものですから、いろいろと調べて会社説明会にも出席したんです。そうしたら説明会には社長自らがいらっしゃっていて、「成長することを大切にしている会社である」と。そんな会社の姿勢に惹かれて、いくつか候補があった中から同社に入社することを決めたんです。

入社後は新人研修を経て酒造り課に配属
昔の酒屋さんのように手で混ぜたりはせず
作業は自動化された現代的な設備で進められます

 入社後は、最初に1ヶ月の新人研修を受けてから現場研修を行います。そこで企業としての重要なことを学ばせていただき、5月頃より、まずは酒造り課に配属されました。
 「良い酢造りは良い酒造りから」という言葉をご存知でしょうか。酢の醸造会社にとって、酒造りはそれくらいに重要な仕事です。具体的な仕事内容は、温度や糖度、アルコール分などを測定し、うまく発酵できるように管理していくこと。酒が2万Lも入るような大きいタンク、1500kgの麹を一度につくることのできる機械など、この会社には大量生産できる現代的な設備が整っており、作業はすべて自動化されています。
 実をいうと、就活中は桶の中の米や麹を混ぜたりする昔の酒屋さんのような仕事を想像していたのですが、実際はそんなイメージとまったく異なっていました。

現在は酢造り課で発酵管理などを担当
重要な会議にも出席できるようになり
大きなやりがいを感じています

 そうして2年ほど酒造り課に勤務した後、2018年の秋から酢造り課に配属されました。酢は酒が酢酸発酵することによってできるのですが、この課は発酵機を使用して、酒造り課で醸造された酒(酢もろみ)を酢酸発酵させ、酢を造ることが仕事です。私の担当は、ここでも主に発酵管理。酒造りも酢造りもどちらも生物が相手の作業ですから、時にはうまくいかないこともありますが、微生物との対話を大切にし、しっかりと分析を行って原因を探っていかないといけません。
 さらに去年からは、酒造りと酢造りの各工場の人たちが集まる醸造会議にも出席させていただけるようになりました。これは、酢や酒の醸造計画などを決めていく非常に重要な会議。まだ若手の部類に入る自分もいろいろな意見が言えるので、これまで以上に仕事に対するやりがいが得られるようになっています。

一人ひとりの残業削減を会社がサポート
有給休暇なども所得しやすく
社員のワーク・ライフ・バランスを考慮してくれます

 この会社は、2016年に岐阜県で初めて厚生労働省の若者雇用促進法に基づくユースエール企業に認定。製造業に限れば、東海圏でも初となる快挙です。また、岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業(子育て支援企業)などにも認定されており、職場環境の向上や社員の育成にも力を入れています。
 たとえば残業の多い人に対しては、会社がその原因を調査。少しでも負担を減らせるように取り組んでいただけます。また、有給休暇の取得率も高く、私は今年の春に結婚式を挙げたのですが、結婚休暇やゴールデンウィーク休暇と合わせて2週間以上も休ませてもらうことができました。
 それに仕事への向き合い方やコミュニケーションなどに関する研修のほか、業務上で必要な研修を受けることも可能。「成長したい」という一人ひとりの思いを会社がバックアップしてくれるんです。

酒造りの段階からこだわっていくことができる
それがこの会社の大きな魅力
そんな同社で替えのきかない人材に育っていきたいです

 内堀醸造の魅力は、精米機や大きな酒蔵なども含めた本格的な設備がそろっており、酢造りの前段階である酒造りからこだわっているところ。ほかにこういった会社は少ないのではないでしょうか。そういう意味でも、本物の酢造りに興味がある人なら、本気で仕事に打ち込むことができると思います。
 そんな中で、私は酒造りも酢造りも両方に携わったことのある一人。その強みや経験を生かし、今後は誰でも酢造りの生産計画が立てられるようなソフトを開発していきたいと思っています。そしてゆくゆくは、「この人に任せておけば安心」といわれるような替えのきかない人材になることが目標。これからも品質の確かな商品を安定して供給していけるよう、全力を尽くしていきたいと思っています。