ローカルライフな休日

岐阜県の企業に勤める若手社員が語る「ローカルライフな休日」には、
岐阜県の魅力がいっぱい詰まっています。
岐阜で暮らし、働く参考にしてください。

岐阜のいいところは、山、平地、川、すぐどこへでも遊びに行けることです。僕の趣味は自転車(ロードバイク)なので、自然と近い岐阜は自転車乗りには最高の場所です。一人で走ることも多いですが「岐阜チャリクラブ」というクラブチームに参加したりもします。

一人で走っていた時にクラブの人から声を掛けられ、それ以降、一緒に岐阜の自然を巡っています。山とかダムの方にもよく行きますが、根尾の薄墨桜、山県、美濃らへんは走りやすいです。徳山ダムもキレイに整備されていて走りやすかったり、岐阜のマチュピチュといわれている揖斐川町の天空の茶畑も絶景でした。比較的人も少なく、気軽に行けるので、どこもおすすめのチャリスポットです。車は便利ですが、自転車は直接肌で感じる空気がすごく気持ちがいいんです。季節の移ろいの香りも肌で感じながら、風景も車よりゆったりと楽しめます。

 

 

僕の実家は美濃の田舎の方で、勤務しているサンメッセ株式会社が大垣にあるので地元とは離れますが、住むなら岐阜がいいなと思ってはいました。県内で嫌になったことはありません。実家とも良い距離感で過ごせますし。

 

 

今は、畑が多い場所に住んでいます。近くの農家さんが野菜をくれるんですが、それが美味しくて。今では、家に畑をつくって子供たちと一緒に野菜を育てています。野菜を育てていると、旬がわかるんです。子供たちも野菜に詳しくなるので、自分で畑から採って、生でもバリバリ食べています(笑)。この前、掘った芋を焼き芋にした時に、「黒い土からどうしてこんな綺麗な色のお芋ができるの?」「畑や田んぼってすごい!」と子供なりに色々なことを感じ、お喋りながら味わいました。お店で食べるだけでは味わえない、ローカルならではの豊かな暮らしだなあと思います。

 

 

岐阜での暮らしは全然飽きません。岐阜チャリクラブには岐阜に詳しい人が多いので話が広がっていき、どんどん行きたい場所が増えています。今度は、ワカサギ釣りに伊自良湖とか行ってみたいです。自分でワカサギを釣って、家族と食べるなんて最高ですよね。巡りたい場所はまだまだたくさんあるので、気の向くままに岐阜で自転車旅していきたいです。

被写体は、花や建物をよく撮ります。岐阜は花が綺麗な場所が多いですよね。

岐阜公園の日中友好庭園とか、夜に行くとすごく綺麗で。夜は人が少なく、電灯の灯りと木々が水面に映る様子や、水流の軌跡と木々の静けさの対照的な美しさ、そして中国らしい装飾の石橋とも相まって、幻想的な写真が撮れました。

春は桜が辺り一面を覆うので、ハラハラと花弁が水面に落ちていく様子もとっても綺麗ですよ。

大垣の犀川堤に咲く紫陽花も綺麗ですよね。墨俣一夜城から南へ約1キロ続く紫陽花街道は見応えがあります。紫陽花といえば去年、輪之内町でも紫陽花のライトアップがあったんです。去年が初の試みだったらしく、それは行かねば!と夜に急いで車を走らせました(笑)。着いた頃には終了間近で人も少ない中、写真を撮っていたら輪之内町役場の担当者の方に、撮った写真を広報に使わせて欲しいと声を掛けていただいて。実際に輪之内町の広報に名前付きで写真が載ったんです。嬉しい思い出です。

 

 

花の他に、建物を撮るのも好きです。もうすぐ完成する柳ケ瀬グラッスル35もただの工事現場と通り過ぎがちですが、じっくり眺めるといろんな表情を持っていますよ。この写真は、グラッスルがネットに隠れて全体的に暗い印象の中で、クレーンの鮮明な赤がなんだか綺麗で思わず撮った1枚です。

 

 

柳ケ瀬の商店街も、古い町並みが良い雰囲気ですが、さらに焦点を絞ってこんな不思議な写真も撮れたりして。柳ケ瀬は、いつ行っても新しい発見があって何度行っても飽きません。

 

 

写真を撮るために、新しい場所に出かけるのは楽しいです。岐阜でもまだまだ行ったことない場所はたくさんありますし、その度に新しい出会い、発見があります。同じ場所でも天気や季節、時間によって全然雰囲気が違いますよ。岐阜は何より花が綺麗なスポットが多いので、これからも写真に収めていきたいです。

僕は、大学も県内で、就職も県内。生まれてから一度も岐阜県を出ていない生粋の地元っ子なんです。だから、友達は保育園から、小、中、高校、大学まで含めると、とても大勢いて、こんな友達がたくさんいる場所から離れるなんて、大学進学の時も、就活の時も考えなかったですね。自分と仲の良い友達も、わりと地元志向なので、今も実家にいる子が多いです。

そんな僕の、岐阜での休日の過ごし方は、アウトドアです。何といっても友達とのキャンプが一番ハマっています。

 

 

キャンプは、キャンプ場などの施設を利用するのではなく、川沿いの堤防から川辺の近くまで車で行ける場所を探し、友達に「ここどう?」と写真を送って「いいね!」となれば、翌週にはキャンプするという感じです。

僕が勤務している岐阜プラスチック工業の本社も、僕が暮らす実家も岐阜市内。JR岐阜駅から電車に乗れば20分程度で名古屋へ着くし、車を20~30分走らせれば自然豊かな場所にたどり着ける。そんな立地の良さも魅力のひとつです。キャンプする場所も、遠くて車で1時間程度の距離。荷物も多過ぎず、不便さも少ない、手軽にキャンプを楽しめるような場所を選んでいます。

 

 

キャンプの中でも、特に癒されるお気に入りの時間が焚火です。真っ暗闇の中、炎の灯りを囲み、友達と語り合う時間は本当に最高です。地元の友達だと「小学校の時、ああだった」という話だけで、何時間も笑い合い、懐かしむことができます。食事は、バーベキュー。簡単な料理でも、友達と一緒に作って食べるだけで盛り上がります。

 

 

最近は、アウトドア仲間を増やそうと思って、キャンプをしたことがない人のために、僕がテントや必要なアウトドア用品を用意し、バーベキューも準備する「アウトドア接待」を企画しています。キャンプをしたことがない人は、やらない理由に「道具を持っていないから」「準備が大変そう」という声があります。なので、何も持ってこなくていいし、何もしなくていいという状況をつくっています。一度体験してもらって「キャンプって楽しい」と共感してもらえたら、僕も嬉しいので。

 

 

岐阜プラスチック工業では、「トランクカーゴ」というアウトドア製品も製造しているので、実際に使った感想も会社に反映できますし、友達にも「うちの会社の製品」って宣伝できるので一石二鳥です(笑)。今後も、アウトドア仲間を増やしていきながら、自分でも岐阜県内の魅力的な場所をもっと見つけていきたいと思っています。

私は株式会社秋田屋本店の入社をきっかけに、岐阜へ移住しました。勤務は本社の岐阜市内ですが、自宅は車で30分ほど先にある本巣市というのどかな場所です。もともと自然や動物、そして食べ物が好きということもあり、養蜂と食品製造を事業にする秋田屋に就職を希望しました。

 

 

実家から離れ、友人もいない中、一人暮らしが始まりましたが、岐阜県内はアウトドアスポーツを楽しむところがたくさんあります!岐阜での休日は、自然の中で体をフルに動かしリフレッシュすることです。

まず、おすすめのアウトドアスポーツがボルダリングです。瓢ヶ岳(岐阜県美濃市)には、天然の岩を登るコースがあり、ボルダリングエリアとして有名な場所があります。経験者の方には有名な場所で、県外からもボルダリングをしにやって来る人もいます。

大自然の中で、ひたすら巨岩を登ることに挑戦する時間は、本当にいい汗をかくことができます。

 

 

次におすすめが、ダイビングです。ダイビングと言えば海のイメージが強いかもしれませんが、川の中のダイビングも非日常でとても気持ちがいいんです。岐阜県は「清流の国」とも言われるように、川の水がとにかく透明できれい。川の中の魚にも出会えますが、水の美しさは幻想的です。

今は、さらに上級のダイビングの資格をとろうと頑張っています。

 

 

最後に登山です。岐阜県は県土面積の約80%が森林というほど山々が多い県。標高300mの里山から、3000mを超える飛騨山脈までたくさんの山に囲まれています。目標は、3000m級の標高の高い雪山の登頂です。

 

 

入社がきっかけで移住した岐阜ですが、今ではすっかり気に入っています。車で約1時間で、大自然のある場所へ行ける便利さは、毎週アウトドアスポーツが楽しめる条件にぴったりです。いつの間にか趣味になりました。アウトドアスポーツをきっかけに友達もでき、いつも次の休みはどこで体を動かそうかと休日を楽しみしています。

富士山を登ったのがきっかけで、山登りが趣味になりました。そこからいろんな山に登りましたが、岐阜の山は立派だと感じます。

特に登りがいのある山は、高山市にある飛騨山脈の「笠ヶ岳」ですかね。日本百名山の1つでもあります。大きい山なので、朝3時に出発して10時間くらいかけて登るんです。テント泊をするので、テントから食料まで重い荷物を背負いながら。すっごくしんどいですけど、そこがまた良くて(笑)。標高2898メートルと高く、辺りを見渡せるので登りきった後に見る景色が絶景です。

金華山も岐阜で有名な山ですが、森の中を歩いている雰囲気やいろんなルートを歩けるところが良いですよね。人もたくさんいるので、交流できたり。
逆に、大きい所は山深いので人けを感じないのが良さですね。1泊2日で時間をかけてじっくりマイペースに登れます。携帯も繋がらないので、何も考えずに頭を空っぽにできるのも良いですよ。

 

 

株式会社文溪堂に入社してから10年くらい山を登っていますが、月に2~3回行くときもありました。週末はほぼ山で過ごしていましたね(笑)。準備をしているときからワクワクしちゃいます。

岐阜は他にも恵那山、穂高連峰、御嶽山、乗鞍岳、など立派な山々があります。岐阜は登山が好きな人にとってとても良い場所だと思います。

山登りの他にロッククライミングも趣味なのですが、岐阜って岩場にも恵まれているんです。例えば、恵那、笠置山など全国から人が登りに来るような、日本を代表する岩場があって、町おこしの一環にもなっているんですよ。高難度の課題がたくさんあるので、クライマーは1つの岩を登りきるまで他県であっても何回も通うんです(笑)。僕も、登りきるまで通うので、そこで顔見知りも増えました。岩の課題について話し合ったり、岩場は人との交流の場にもなっています。

 

 

岐阜は自然の資源に優れていると思います。外で遊ぶのが好きな僕にとって、山も岩も良い場所が多い岐阜は最高の場所です。登ってみたい岩や、もう一度登りたい山など、まだまだたくさんあるので、岐阜にずっと居たいですね。